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ライフカード~人柱編~ 第10章

かく。
遅いけど・・・・・。




ライフカード~人柱編~




第10章





「へぇ~、こわいわな~(笑)」
「笑い事?違うでしょ!」
「まぁ、おちついて阿見。」
月曜日。普段と同じ、気ままな学校。
放課後の図書室。
阿見は昨日の夢の話について話していた。前に起きた話も。
なんだか、のほほんとしていて阿見は好きだった。

図書委員の阿見と同じく知美、そして1学年上の先輩、
"黒井 曙光(クロイ ショコウ)"と残っていた。
曙光はなにげにいざっと言うとき、頼りない先輩だが、
かなり役にはたっている。
阿見目線で言うと"影ながら頼もしい先輩"と言っていいだろうか。
この人は気分屋さんでいやなことがあるとすぐに顔に出るタイプだ。
いつもフードのついた服を着て学校に来るから"フードさん"と下級生に言われているらしい噂を聞いたことがある。
阿見にとってはどうでもいいが・・・。

「阿見。それって何かの警告じゃない?」
笑いながら知美は指を指して口にした。
「ありうるのぉ~、俺、そういうことあるぜ!」
曙光も笑いながら図書室の端にあるイスに腰掛けた。
「そうだぁ。あれは見事に命中した警告だった・・・」
「ど・ん・な?」
曙光は阿見の方を向いてにやりと笑う。
「お漏らし。」
知美は本を片手に吹く。曙光はニヤニヤと笑っている。
「おまっ、きたなっ!こんなところで、カッコ悪っ!!」
阿見は口を押さえていった。聞いているこっちが恥ずかしくなった。
「仕方ねぇだろぉ。だってまだ俺が4年のときだぜ!その日は怖い映画を見てトイレにいけなくなったんだ。」
「なら、見なきゃよかったじゃない!」
「バカヤロー。どんな映画か知らないからそんなこといえるんだ!『着〇〇リ』よりも怖いぜきっと。」
「ふーん。」
「『トイレ大走査線』って言う話!トイレが壊れたと思ったらトイレの中の水に人の顔が映ったんだ!
主人公は大声を上げて倒れた!それがただの光の反射だったっていうSFの―・・・」
「どこがSFじゃ!ぼけがぁ!大体そんな話、ないでしょ?どこが怖いのよ!
それになんで舞台が日本の神社とか墓とか、そういう霊が居そうなとこじゃなくて
家庭ならどこでもあるトイレなの!トイレから始まるの!そして最終的にどうやったら光の反射につながるの!!」
「いや・・・・、でもさ、面白いよ!ほら皆で見よう!今度DVD借りてくるからさぁ。」
「私は結構!知美もよね!」
「え、えぇ。私、映画あまり興味ないから・・・あるとしたら『ジ〇リ』・・
「んと、何はなしてたっけ?俺たち・・・」
曙光は腕を組み、しばらくたつとポンッと手のひらを叩いた。
「・・・・・警告ダァ!!」
「そうよ。で?その夢が警告だって言うの?」
「その可能性は高いわ。」
「もぅ・・・、知美までさぁ」
「それにはっきり覚えてるってことも何かの警告よ。それに阿見が見た夢は変よ。」
「?」
阿見は首をかしげた。
阿見は左記と2人だった夢の話からしゃべっていたが・・・・。
どこからどこまでが変か分からない。逆に言えば全部変だが・・・。
「まず・・・えっと・・・」
知美は主に歴史がずらりと並ぶ本棚から1冊の本を手に取りページを開く。
「・・・・・・・9月10日・・・・ほら、これ」
っと、知美に見せられた。そのページには見覚えのある神社と巫女の絵がはっきりと映っている。
「この9月10日はこの学校が建っている場所。そう、ここで儀式が最後に行われた日。」
「儀式?何じゃ、そりゃ?」
「あんたは知らんくていい!で?」
知美はまたページを何枚か捲った。次は木造で立てられた家が映っていた。
「昭和63年9月10日・・・・、この学校が1度、火事で焼けたの。原因は分からないけど―。」
「わかんねぇの?なんで?」
「さぁ、ただ1つ・・・、実はこの学校が燃える前に赤い服を着た女の人が刃物をもって学校に侵入。
生徒1名が死亡、数名がケガ・・・・という事件があったの。」
「その人が学校に火をつけた可能性が高いなぁ。」
「ただね・・・・。」
「・・・・・・・・・ただ?・・・」
知美は本をしまいながらつぶやく。
「そのあとの話。生徒は全員、姿は確認したの。学校の運動場に全員居ることを・・・。
でも、その女の人が出てくるところを誰も見なかった。
それに遺体も見つからなかった。実際、刃物を持った女の人なんて実在しなかったのよ・・・」
私たちは黙ったまま知美の話を聞いていた。

阿見が見た夢―、学校の歴史―と何か関係があるのだろうか?
9月10日・・・・・・・儀式・・・・縄張りの巫女・・・・・・・・。
なぜ、この日が最後となったのだろうか?
謎は深い・・・・。

「そうだ。」
知美がいきなり言い出した。
「ん?」
「縄結びの儀式では森にある桜の木を使ってたんだって。それで釘を決まった場所に打ちつけていたそうよ。」
「ふーん。」
「いや、おれ、全然何の話かついていけない。」
このとき、曙光は動揺していた。
阿見は黙ったままだった。・・・・・少したつと考え始めた。
このとき、なぜ知美が急にこんなことを言い出したかは分からなかった。

「もしかして・・・」
阿見はふっと思った。
「ん?なんだ『もしかして』って?」
「いや、なんでも・・・」
「新しい映画の名前?」
「はぁ?あんたの頭には映画のことしか載ってないんですか?」
「冗談。」
その日の図書室は自然と不思議な笑で絶えなかった。









 あとがき
(キセキにのせて歌ってね☆)
明日~、今日よりも遅い時間に起きる~。
どうしてこんなに遅いのか~、
今日なんて、昼12時近くに起きたのに
いつになったら勉強すんの?
(終w)
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テーマ : 自作小説
ジャンル : 小説・文学

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プロフィール

リラッキュマ

Author:リラッキュマ
主に 星のカービィ/スタフォ/ガンダム/ボトムズ/王ドロボウJING/オリジナル/スマブラ…こんなところを中心に。
ああ。ここ最近、クトゥルフ神話にに興味があってSUN値ガリガリですね。
なかよくしてくだせお。

pixiv http://pixiv.me/starfoxkahori
Twitter @kumaratto

いつかコミケのサークルに参加できたらいいね。

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