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ライルカード~夜月編~ 第二夜

つづくのか!?これ?

てことで、始まるぜ☆
シャキーーーン
あとで書き取りを買わなくちゃ☆





ライフカード~夜月編~ 弟二夜





朝になった。昼?だろうか?
朝か昼かなんて私には見分けがつかなかった。
見分けがつくのは夜。
あの月明かりの灯す夜であった。
ふと、思うといつの間にか夜。
私の1日は短くて…長い…。

「曙光 宵月(ショコウ ヨイズキ)さん。
 性別は女性の方。
 病気は不明。太陽の日差しに当たると、
 彼女は頭を抱えたり、体のいたるところを抱えて
 悲鳴を上げたり…」
「このごろ、何も口にしてませんが…
 このままだと、ナースコールが鳴るのが増えるわ。」
「でも、1ヶ月に1回ほどしかなってないでしょ?」
「様子がおかしいのよ。…まぁ、元からかもしれないけど…」
夜。病院の見回りをしようとしていた看護婦が数人集まって
話をしていた。
灯りがついているのは看護婦がいる、受け付けのほうと
廊下の薄暗い蛍光灯の光だけだった。
「とりあえず。見回りをさっさと終わらせましょう。
 それから患者さんの対応の話。」
新人で入ったばっかりの"加藤 美由(カトウ ミユ)"はこの病院になれていなかった。
そしてこれがはじめての見回りだった。
「えーっと…、1階は由紀さんと春香さん、2階が美由さんと美和子さん
 3階が私と夏子さんね。で、残ってる人は受け付けに居て。」
「美由さん初めてだよね?見回り。がんばろうか!」
やさしく声を掛けてきてくれたのは一緒に見回りをする美和子だった。
「じゃぁ、"くれぐれも"気をしけてね。あと懐中電灯。電池入れ替えたばかりだから、必要ないと思うけど
 予備の乾電池は持って…」
「…くれぐれも?」
美由は横を向いた美和子は黙ったまま、少し不安げな顔をしていた。
「・・・あぁ、そうそう、2階。分かってるわよね。美和子さん。」
美由はよく分からず、首をかしげた。
一方の美和子は「大丈夫。」という言葉を残し、微笑を交わした。
この病院で働く人は好きだった。しっかりとしていて患者さんだけでなく
他の先生や看護婦に笑顔を絶やさずにいてとてもやさしかった。
でも、不安な事が沢山あるが言葉に出来なかった。
「美由、大丈夫よ。」
何気なく不安だったが美和子が横にいるだけで安心した。
薄暗い2階のロビー。
美和子は懐中電灯をつけた。
廊下は由美と美和子の足音だけが鳴り響いていた。
由美は変な気配を感じ、美和子にしがみついた。
自分たちしか歩いていないはずなのに後ろから、何か近づくような音が聴こえた。
ふいに後ろを向いたが薄暗くて見えない。
でも、人影らしきものはなかった。
「ぼく、どうしたの。もう、寝る時間だよ?」
美和子の声に反応して前を向いた。
そこには6歳かそのぐらいの背の男の子が立っていた。
「さっき、女の人が"また"廊下、歩いてた。」
(…また…?)
「そう、またなの?分かったわ。看護婦さんたちが部屋に戻してあげるから
 ぼくは部屋に戻ってなさいね。1人で戻れる?」
「うん。」
「そう、いい子ね。」
美和子はその子の頭をなでた。
「行きましょう」
そして通りすぎていった。
「美和子さん。『また』ってあの子いってましたけど…」
「夜にあの子は私たちのためにときどき、一人で病院内を歩いてるの。
 私たちは夜にしか出てこない、あの勇敢な子を"夜の子"って読んでいる。」
「…」
「そして今さっき言ってた女の人はだいてい、同じ場所にいたりする。その道は通りたくないけどね。」
「?」
「なんでこの病院、見回りが一人じゃないかわかる?」
美和子は真剣な顔になって美由に話していた。
そして廊下の曲がり角を曲がり、立ち止まった。
「怖がってるのよ。みんな。」
正面の奥のほうの窓に人影が映っていたのが見えた。
髪の長い女の人が窓の外を見ていた。
顔も何も見えなかったが
悲しそうな顔をしてるような気がした。


























続く。








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プロフィール

リラッキュマ

Author:リラッキュマ
主に 星のカービィ/スタフォ/ガンダム/ボトムズ/王ドロボウJING/オリジナル/スマブラ…こんなところを中心に。
ああ。ここ最近、クトゥルフ神話にに興味があってSUN値ガリガリですね。
なかよくしてくだせお。

pixiv http://pixiv.me/starfoxkahori
Twitter @kumaratto

いつかコミケのサークルに参加できたらいいね。

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