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ライフカード~夜月編~ 第三夜

久しぶりに書くぜ★

ライフカード~夜月編~ 第三夜








とん 
・・・・とん
とん・・・
廊下に足音が鳴り響く。
看護婦の二人は窓際に写る、黒い影のほうに
進んでいった。
月の光が暖かく見守っている今日の夜。
その月は美しかった。
「"宵月"さん、消灯をすぎてますよ?」
美和子はやさしく微笑むとその影はゆっくりとこちらを振り返った。
美由は振り返った女の人が温かい目でこちらを見ていたため、
少しほっとした。
女の人は黙ったまま、自分の部屋へと戻っていった。
足音だけが鳴り響き、薄暗い闇の中に消えていった。
「行きましょうか。」
声が少し震えてるように美和子は言った。
何かあるのだろうか。美由は何も言わずに
美和子の後を付いていった。

この日は珍しく、何も起こらなかったらしい。

今日は夜勤で美由はナースルームにいた。
一息を付くと、美由は目をつぶる。
やはり、病院というものは落ち着かない。
娘の"左記"はもう小学6年、もうすぐで中学生となるのに、
夜になっても一緒にいられないことが悲しかった。
それに左記は病院を怖がって入ろうともしない。
特にこの病院は…、たぶん友達が"通り魔"の事件に
巻き込まれたときのせいでもあるのだろうが…
『十六の…人柱……。』
声が聞こえて美由はふとっ、目を覚ました。
コツンッ、コツンッと足音が聞こえた。
・・・・こんな真夜中に・・・、美和子さんだろうか?
でも、美和子さんは見回りが終わるとすぐに帰ってしまったし、
先生…いや、先生は隣の部屋、
じゃぁ、他の看護婦…。
足音は近づいてくる。声を掛けたかったが
さっきの不気味に低い声とその怖さに声を掛けることが出来なかった。
美由はうつ伏せて目をつぶる。
コツンッ…コツンッ…
美由は勇気を持って一瞬だけ目を開く。

・・・・そこには誰もいなかった。

ほっとした美由はポーッしていた。
するとナースコールがなった。
曙光 宵月…
「はい、今行きます。」
受話器を置くと、美由は懐中電灯を持ち、
曙光 宵月の部屋に向かった。

ドアを開く、
そのドアは不気味なほど、ギィー…っという
音が響く。
「宵月さん、どうしましたか?」
長い髪が印象的な曙光 宵月はベットの上みに座っていた。
いつも通りに声を掛ける。
「曙光宵月さん、消灯のお時間ですよ。」

































続く。

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テーマ : 自作小説
ジャンル : 小説・文学

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リラッキュマ

Author:リラッキュマ
主に 星のカービィ/スタフォ/ガンダム/ボトムズ/王ドロボウJING/オリジナル/スマブラ…こんなところを中心に。
ああ。ここ最近、クトゥルフ神話にに興味があってSUN値ガリガリですね。
なかよくしてくだせお。

pixiv http://pixiv.me/starfoxkahori
Twitter @kumaratto

いつかコミケのサークルに参加できたらいいね。

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