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ライフカード~夜月編~ 第四夜

今日は何かやる気がしないよい・・・
部活やすみたいな






はじまるよ  


ライフカード~夜月編~  弟四夜





月は欠けていた。
ほんの少しだったが欠けている。

「宵月さん、月がきれいですよ。」
私は顔を伏せた。
確かに月はきれいだ。こんな日はすぐに終わってしまう。
つらい…。
「…。」
私はだまったままだった。
「…でも、もう寝ないと、ねっ」
新人さんの看護婦?慣れない口調がよく目立つ。
でも、優しい声。
この人の声、とてもやさしい感じがする。
昔、味わったような感覚で違う感覚。
・・・・やさしい。

月は雲に隠れた。

看護婦はカーテンを閉めた。それと同時に私は布団に潜り込む。
コツン、コツンと響く足音。
少し立ち止まると、
「おやすみなさい」
と、看護婦は言って出て行ってしまった。
私は布団に潜り込んだまま…どうしたのだろうか。
この後のことが思い出せない、何があってこうなったか・・・・。
なにも…なにも…
また青い炎が移りこんだ。ろうそく…。
暖かくて…寒い…。
青い炎は遠くに行くように消えていく。
私はその青い美しい魂のような炎を追いかけた。
気が付くと、大きな屋敷のようなところの前に立っていた。
「…ここは…」
ぽつんと一人残されたこのように寂しい場所だった。
屋敷の入り口のほうに巫女の姿の人が見えた。
私は誘われるかのようにその屋敷に入っていった。
屋敷は古く今にも壊れそうだ。床を歩けばみしみしという。すすだらけ。
天井は一部取れているから月がよく見える。…なんだかいいな…。
そんなことを感じていたら声が聞こえた。
『・・・奏。奏はいるか。』
男の人の声だった。何か急いでる様子だった。
かなで…奏という人を呼んでいるのか。
私は声の聞こえた部屋を少し覗き込んだ。和式の部屋。
その部屋に男の人が座っていた。和服だ。さっきの声が聞こえた人?
奥のほうに部屋がちろっと見えた。人形が何体かぶら下げられている。
『はい、何でしょうか?』
その奥の部屋から巫女姿の髪の長い女性の人がでてきた。
『もうすぐ・・・、祭りが始まる』
男の人がゆっくりと声を出す。
…祭り…私は祭りというものは知らないけど…

どんなものかは興味がある。

『なにしてるの?そんなところで』
女の子の高い声が後ろから聞こえた。
後ろを振り返るとそこにはさっき宵月をこの屋敷に引き込んだ
巫女の姿の子であった。髪は短く、背も小さい。
それは幼女だからとかじゃなくて…なんか怖い。
つい、声を出してしまった。
男の人にも気づかれたらしい。物音がした。
『誰だ?そこにいるのは、御子とか?』
みこと?この子の名前?
『お客さんだよ、お父様』
宵月の隣にある戸が開く音。それと同時に奥の部屋の人形が
こちらを向いた気がして不気味で仕方なかった。
『…すまないね。』
男の人は暖かく迎えてくれた。










つづく



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プロフィール

リラッキュマ

Author:リラッキュマ
主に 星のカービィ/スタフォ/ガンダム/ボトムズ/王ドロボウJING/オリジナル/スマブラ…こんなところを中心に。
ああ。ここ最近、クトゥルフ神話にに興味があってSUN値ガリガリですね。
なかよくしてくだせお。

pixiv http://pixiv.me/starfoxkahori
Twitter @kumaratto

いつかコミケのサークルに参加できたらいいね。

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